「中国語話せるようになりたい!」「中国語勉強しているけど、全然伸びないし、話せない…」って悩んだりしていませんか?
読者の皆さんの中にはきっと、「二言語できるバイリンガルになれたらいいな…」一度は思ったことはあるでしょ。じゃあそんな世の中のバイリンガルの人たちはどのようにバイリンガルになれたのかについて詳しく話していきたいと思います。
結論から言うと、無意識な状態で中国語を習得すること。
え?って思った方が大半ではないかと思います。ではその理由について説明しますね!
バイリンガルとは何か?
まずバイリンガルとは何かから話していきたいと思います。
バイリンガルについての研究で有名な、フランソワ・グロジャンという大学教授がいます。彼の定義によると、
バイリンガルとは、「二言語またはそれ以上の言語や方言を日常生活の中で定期的に使用すること」とされています。
バイリンガルの種類?!
実は、一言バイリンガルって言っても、三種類のバイリンガルがいます。
均衡バイリンガル(バランス・バイリンガル)
二つの言語に能力の差がなく、二つの言語をどちらも同じレベルで流暢に使える人のことです。数としては少なく、最も希少価値が高いとされています。恐らく皆さんが想像しているのは、こちらの均衡バイリンガルではないかと思います。
偏重バイリンガル(ドミナント・バイリンガル)
二つの言語のうち、片方の言語の能力の方が高い人のことです。ほとんどのバイリンガルが、この偏重バイリンガルに振り分けられます。能力が劣っている方の言語でも、日常生活で求められるレベルだと十分でしょう。
限定的バイリンガル(ダブルリミテッド・バイリンガル/セミリンガル)
二つの言語のどちらも流暢に使えない人のことです。言語をつかえないということは、論理的思考能力にも影響が出てしまいます。バイリンガル教育ではメリットばかり見られがちですが、見落としてはいけないリスクの一つです。
私は周りの友達や中国留学しに来ているいろんな国から来られた留学生を見てきました。彼らはこの三つの種類の中で、多くはこの偏重バイリンガルに当たります。
私も実際に彼らに質問したことがあります。彼らの話を聞いてるうちに、やはりみなさんとある共通点を持っていました。それはある程度基礎固めできた上で、自分を中国語が溢れる環境に飛び込んだこと。こうして言うと、みなさんはきっとそれは留学行かないと無理でしょ!って言いたくなると思います。すごくその気持ち分かります。
実際の話、留学は語学を習得する上で、最強の方法であります。しかし、読者の皆さんはきっと何らかの理由で留学に行けていないのも事実でしょう。じゃあどうすればいいのか……難しく考える必要はありません。読者の皆さん既に無意識下の状態から日本語を習得しております。それと同じく中国語も無意識下の状態から習得すればいいだけの話です。ここで例を挙げたいと思います。(全て私の実体験です。)
みなさんはよくスターバックス利用しますか?私は少なからず月に一度は利用します。スターバックス利用したことがあまりない頃の話になりますが、私はお客さんとして、フラペチーノ(氷を砕いたドリンク)という飲み物を注文しました。その際に店員さんにフラペチーノ上のクリームを少し増やしてもいいですか?っと伝えたところ、店員さんはエクストラホイップですね!っと返ってきました。私は一瞬何を言ってるのかわからなかったが、注文した後エクストラホイップはクリーム増量するっという専門用語であると気づきました。こうして私が再びスターバックス利用する際に、このエクストラホイップっという専門用語を使い続け、いつの間にか自分が無意識下で使える言葉として身に着けたのです。そして後々、私は英語を勉強していく上で、「extra=追加の、余分の」、「whip=ホイップクリーム」のことだと知りました。
また、美容室行く際に、「パーマ」というのはどういうことなのかわからなければ、決して使えない言葉です。もし髪の毛を薬剤を使って、巻くことができるヘアスタイルと分かっていれば、自然に「パーマお願いいたします。」と言えるのでしょう。
読者の中には、こんなの当たり前だろ!(笑)って思った方きっといると思います。しかし、言語学習において、中国語、英語もしくはその他の言語にも共通して言えることは、あなたが当たり前と思うことは他人からしたら当たり前ではない世界です。
結局私が何を言いたいのかっというと、全てのバイリンガルはこのような実体験を通じて、言語を習得しているということです。また、言語(中国語、英語、その他の言語)を全て一種の専門用語と捉えて勉強すれば、そこまで難しいことをやっていると感じなくなるのではないでしょうか。
論理的に考えるのはやめましょう
読者の皆さんきっと一生懸命に中国語を勉強されていると思います、それはとても大切です。ただ、私が皆さんにお伝えしたいのは、机に向かって勉強することだけが、勉強ではないということ。また、言葉の全てを理解しようとしないことです。たとえば、
“私は日本人です。” は○
“日本人です。私は”は×
意味は通じるにしろ、正しい日本語ではない。外国人からしたら、「なんで?なんで“私は日本人です。”が正しいの?」きっとあなたもこういうのではないでしょうか。そういうものだから!
そうです!この当たり前である、そういうものだから!の感覚が大事です。ただ皆さんは、中国語でのこの感覚がないから難しく感じちゃうのです。もちろん、主語述語とか考えるのもいいですが、そんなことするよりそのまま「私は日本人です。」って覚えたほうが早いじゃないですか?笑(ぶっちゃけもう暗記!!)
この記事書いていると、ふっと中国にはとある四字熟語があることを思い出しました。それは、物极必反(ウージビーファン)と言います。意味は物事は発展して頂点に達すると必ず反対の方向に転じるということです。
なので、完璧を目指さなくてもいいです!大事なのは、まず言語を身につけること!!
バイリンガルになるために、実践できること
日本で生活していく上で、なかなか中国語の環境がある場所少ないと思います。このような状況中で、どうすればいいのか以下の方法実践することをおすすめいたします。
- 中国人がやってる店に行ってみる(頑張って中国語を使う、中国語使わなければ通じないっという覚悟で臨む)
- 中国語会話をやってみる
- HSKK(漢語水平考試スピーキング)にチャレンジしてみる
- 中国語のドラマや中国系Youtubeを見る
まとめ
- 本当のバイリンガルになれる方法として、無意識な状態で中国語を習得すること。
- ある程度基礎固めできた上で、自分を中国語が溢れる環境に飛び込むこと。
- あなたが当たり前と思うことは他人からしたら当たり前ではないこと。
- 全てのバイリンガルは実体験を通じて、言語を習得しているということ。
- 机に向かって勉強することだけが、勉強ではないということ。
- 言葉の全てを理解しようとしないこと。
- まず言語を身につけること!!
以上、本当のバイリンガルになる方法でした!
最後まで読んでいただきホントにありがとうございます。
もし何か困っていることがあれば、遠慮なくinstagaramのダイレクトメッセージで質問してくださいね!
これからも頑張っていきますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
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